最終更新日:04/04/01
デジカメプリントに関するもの以外も扱ってます。
用語集サイトを利用しましょう。
これはお店のFAQに確実に書いてあります。まあ一般的に、
Lサイズ (89 X 127 mm) 768 X 512 ピクセル以上 2Lサイズ (127 X 178 mm) 1024 X 768 ピクセル以上 A4サイズ (210 X 297 mm) 1536 X 1024 ピクセル以上 A3サイズ (420 X 297 mm) 2048 X 1536 ピクセル以上
(コニカオンラインラボFAQより)
が最低のライン、推奨は上記を1.5倍くらいにしたものだと思ってください。プリントする機械(ミニラボ)の限界があるので一定の段階を越えると後はほぼ同じ結果となります。画質(圧縮率)の方ですが、これは手持ちのメディア容量との兼ね合いもありますがプリントするならなるべくJPEG最高画質が望ましいです。
ミニラボの最大出力解像度は現在300-400dpi程度です(インクジェットと比べると値が小さいですが特性の違い)。お店が使用している出力解像度はお店のFAQに載っていたり使用しているミニラボの機種名から調べられます(分らない・面倒な場合は400dpiで計算しましょう)
このとき出力可能な最大ピクセルは下記の式のとおりになります。
[出力するサイズ(mm)]÷25.4(インチ換算)×[dpi]=[出力可能な最大ピクセル]
例えばLサイズを400dpi出力のお店に注文する場合、
短辺:89÷25.4×400=約1400pixel
長辺:127÷25.4×400=約2000pixel
が出力可能な最大ピクセルとなります。上記ピクセルサイズ・最大品質でのデジカメ画像であれば最大限に綺麗な写真が出来上がるわけです。
ちなみに最大ピクセルの2/3を満たしていればそんなに不満は出ないでしょう。ピクセルが推奨よりも少ない場合はどうなるかというとカクカクとした荒い仕上がりになります(PCの画面上で小さい画像を無理やり大きくしてみるのと同じ)。逆にpixelがオーバーしている場合、自動的にリサイズしてプリントしてくれます。この場合のリサイズ品質ですが業務用の機械ですので特に問題はないかと。ただ1000万画素overといったあまりに大きい画像をLサイズみたいな小ささで出力しようとするとソフトネスがかかったようなピンぼけ画像になるかもしれません。
ほぼ全てのデジカメ画像には、撮影時にEXIFという撮影情報がJPG(TIFF・RAW)ファイルの中に埋め込まれています。
このEXIFデータの中に撮影日や絞り、露光などの撮影情報が含まれ、そのデータを使って日付を入れ込むことが可能です。
EXIF情報はWINDOWS XPでは”プロパティ”から確か確認する事が可能ですし、Exif ReaderといったExifビュアー、Vixやイーファンビューといった画像ビュアー等でも見ることが出来ます。
比較表の店舗情報で”日付入”に○が付いている店ではこのEXIF情報からの画像の入れ込みを自動で行ってくれます。
またお店が対応していない・自分の好きなようにしたい場合でも自分で簡単に日付入は可能です。まずVecter等でフリーソフトを探してきます。JPEG Time Stamperあたりがお奨めです。あとはソフトに付属のReadmeとHELPをよく読んで実行しましょう。
ただこの場合処理後にJPEGの再圧縮を伴うので、僅かに画質が悪化したりファイルサイズが大きくなったりします。
EXIF情報はEXIFに対応していないレタッチソフトで加工すると消えてしまいます。最近の市販・付属ソフトではほとんどのものが対応しているでしょうが注意しましょう。また対応していてもレタッチソフトの設定次第では加工日に置き換わってしまう可能性もあるので注意。気になるようなら注文前に上記EXIFビュアーで確認しておきましょう。
ちなみに初期状態のWINDOWS XP(サービスパック適用前)のFAXビュアーは、うっかり回転保存させるとEXIFが壊れたり色々と障害を起こした事で有名です。初心者泣かせのMS‥。
デジカメの日付設定が間違っていたのを修正したい。→Exif 日付時刻情報復元ツール
お店ではしてくれないでしょうが自分でやるなら可能です。JPEG Time Stamper等で撮影情報を画像に写し込むことが出来ます。
フリーソフトでは例えばデジカメであそぼでEXIF情報の保存とコピー、Exif 日付時刻情報復元ツールで日付時刻の修正・書込み、カシミール3D+デジカメプラグインでEXIF情報の編集とコピーが可能です。シェアウェアでは例えばAbleCV(1000円)でEXIF情報の編集とコピー、書込みが可能です。
上記の編集ソフトやJPEG Cleanerといったソフトで可能です。EXIFに対応していないソフトで保存し直しても消えます。ただこれをやると使用ビュアーによっては縮小画像(サムネイル)が表示されなくなる場合もあります。
後からGPS情報を埋め込むならカシミール3D+デジカメプラグインが代表格。カシミール地図に連動させた画像管理が可能になります。これは私もいずれ挑戦してみたい。
一部デジカメではGPS端末付属(オプション扱い)で撮影時に直にGPSをEXIFに埋め込めるものがあります。一般的なデジカメにもオプションでいいからGPS用意して欲しいもんです。噂によるとAuのGPS携帯のデジカメはちゃんとGPS情報も画像に埋め込んでくれるそうな。
EXIF情報の中には画像のサムネイル表示が高速に出来るよう、予めサムネイル画像が埋め込まれていたりします。そのためEXIFコピーをしたりサムネイル書き換えに対応していないソフトで画像回転などのレタッチを行ったりすると、EXIFサムネイルを参照するビュアーで閲覧した場合に実際の画像とサムネイルが異なるケースが出てきます。
これらを修正するにはAbleCV(1000円)やPictureStation(2000円)といったシェアウェアがあります。
http://park2.wakwak.com/~tsuruzoh/Computer/Digicams/exif.html
店舗情報の”郵送”に○が付いている店舗で対応しています。一部店舗ではメディア配送料も負担してくれます。(備考欄に記載があります)
店舗情報の”振込・振替”の欄にeやJと書いてあるのがそうです。
縦横混在して注文しても、機械が自動的に長辺短辺を判断してなるべく画が切れないように回転させてプリントしてくれるので問題無いようです。
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