お店でデジカメDPE

最終更新日:03/09/25

説明

 写真の現像を取り扱っている店、DPEショップに直接データを持っていきプリントしてもらいます。人を介すのでサポートの点では一番安心できるはずですし、パソコンが無い・ブロードバンド環境が無い・スキルが無いなどの場合でも手軽に利用できます。

 このタイプの利点は、

 欠点としては、

 ガクトのCMで御馴染みのFUJIのサイトで説明見た方が手っ取りばやいような気もします。

利用方法

1.データの受け渡し

 ネット経由のアップロードにあたるものです。

 一番気をつけなければならないのはデータの受け渡し方法。その店が対応しているメディアの種類を確認しましょう。この時メディアによっては容量による制限があるので注意。まあ大抵の所でデジカメで使われているメディアは全種類(新型メモリースティックは無理かも)、CD-Rぐらいなら対応していると思われます。

注意

 CD-Rの場合は、ISO9960フォーマットでCDをクローズド処理(通常のパソコンで読めるようにする→CD-Rライティングソフトのhelp参照)をして持っていきましょう。

2.注文

 お店に直接プリントしてもらう場合、曲者なのがこの注文過程。メディア内のファイルを同じ設定でプリントに出すなら、メディアを手渡しして「○枚ずつ△サイズでお願いします」と言えばいいのですが、メディアにプリントしないデータが入ってたり枚数やサイズを其々指定する場合は一手間かかることになります。
 たとえばFUJI系のFDiの店だと注文用紙にファイル名を一々書きつつ注文する羽目になります。プリントする際のオーダー規格として下記で説明のDPOFというものもあるんですが、枚数指定は可能ですが個別のサイズ指定が出来ません。
 注文が複雑な場合は店頭注文機が在る店を探しましょう。

DPOF(Digital Print Order Format

 デジカメプリントに関してDPOFという規格があります。これにより予めプリントしたい画像データを指定(枚数指定のみ・サイズは一律)することが出来ます。大抵のデジカメに機能として付いているほか、こちらのFUJIのソフトで編集できます。詳しくはデジカメの説明書かDPOFで検索を。
 はっきり言ってFUJIのソフトは使い勝手が悪すぎるのでデジカメ側で設定するか、DPOF対応の他のデジカメ用ソフトを使った方が早いです。サイズ指定が出来ない使えない規格。

店頭受付機
 こういった店頭注文機が設置してあれば、店員を介さずに直接画面で確認しながら注文することも可能です。メディアの中に注文する画像としない画像が混在している場合、写真毎にプリントサイズを変えたい場合、トリミング部分をあらかじめ確認したい場合などに画面を見ながら操作できるので注文が容易になります。

3.受取

 特にまあ書くことも無いですね。お店に直接〜の場合は2度行く必要がありますが、余計な手数料も掛からないしする事もメディアを渡すだけなので手軽と言えば手軽です。数十分でプリントしてくれるクイックサービス実施店もかなりありますし。

代表的な店

 さくらや、ヨドバシカメラ等のカメラ系家電量販店。カメラのキタムラ、コイデカメラ、写真屋さん45等のDPEショップ。FUJIやジャンボーなどの取次店。
同じチェーン店でも店舗により価格設定が違ったりするので、店頭でサービス内容を確かめてください。サービスサイズ(L判)35円が基本ですが、安い店では10円台も無い事もないようです。


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