ネット経由のデジカメDPE

最終更新日:04/02/20

説明

 デジタルデータということを生かしてネット経由で画像データを店に送り注文し、自宅に直接配送してもらったり代理店に留め置きしてもらう方式です。ネット注文を専門に扱うお店から大手DPEチェーンのサービス、個人経営の小規模店舗など多種多様なお店があります。お店の詳しい情報については一番下の特集の比較表をどうぞ。

 このタイプの利点は、

 欠点としては、

利用方法と注意点

はじめに〜会員登録

 お金が関わる事なので最初は会員登録が必要なところが殆どです。面倒くさいですが初回だけですので我慢しましょう。登録は普通だと自動登録なので、登録後ただちに利用する事が可能です。

1.アップロード

 まずは写真の元である画像データをお店へと送ります。この作業はアップロードと呼ばれホームページを作った事のある人にはなじみがあると思います。データの送信方法はブラウザ上での操作やメールフォーム利用、FTPなど各店様々ですが、いずれの場合もネット経由になるため常時接続・ブロードバンド環境にある方が望ましいです。

 メールやFTP利用の場合には次で説明している注文作業が無いため、この時点で注文内容ごとにフォルダ分けし注文作業を兼ねるのが普通になります。

 何か問題が発生した場合はお店のFAQをよく読みましょう。よくあるトラブルとしては、一つあたり・全体のファイルサイズ制限に引っかかった、ファイル名に使ってはいけない文字を使った(記号や日本語は止めておきましょう)、拡張子が違う(.”jpg”と3文字・小文字が一番無難)、FW(ファイアウォール)に引っかかった、あたりでしょうか。

2.注文作業

 アップロードが終わった後は注文作業になります(専用ソフト使用の場合は順番が逆になります)。補正の有無や各写真ごとに画像サイズ・枚数等を設定していきます。場合によっては画像加工が可能な場合もあります。

 ココで大切なのは2つ、まずプリント結果の確認。
 一般的な銀塩(フィルム)写真で主流であるL版プリント等は画像比率が3:2のため、一般的なデジカメ画像における4:3の画像だと長辺側がそこそこ切れてプリントされます。また画像周辺もほんの少しだけ切れてプリントされます。画像周辺にプリントしたいものがあるときは注意。回避するにはあらかじめ3:2の画像比にトリミングしておく、またはデジカメ用のサイズであるDSC版など4:3の画像比になっているプリントサイズで注文しましょう。

 もうひとつはプリントサイズに対して画像サイズ(画素数・解像度)が足りているか。
 どんなに綺麗なデジカメ画像でも、画像サイズ(画素数・解像度)が小さい場合、絶対的な画像情報が足りないので大きくプリントした場合は荒くなってしまいます。大きくプリントしたい場合はあらかじめ大きな画像サイズで撮影しましょう。最低限の目安として、

(コニカオンラインラボFAQより)

Lサイズ (89 X 127 mm) 768 X 512 ピクセル以上
2Lサイズ (127 X 178 mm) 1024 X 768 ピクセル以上
A4サイズ (210 X 297 mm) 1536 X 1024 ピクセル以上
A3サイズ (420 X 297 mm) 2048 X 1536 ピクセル以上

推奨サイズは上の値をそれぞれ2倍程度にしたものと思ってください。

3.支払方法&受取方法指定

 料金の支払方法にはクレジットカードや代引き、振込・振替と色々有ります。詳しくは特集の比較表をどうぞ。配達は普通メール便を利用出来るので200円ぐらいが配送料となります。振込手数料と合わせこういった手数料はなかなか馬鹿にならないので注意。

留置きのススメ

 留置きの場合はお店に取りに行く一手間が増えますが、配送料が要らず料金も店頭払いになるため手数料も掛かりません。留置きで受け取れる店としてはカメラ系家電量販店(量販店のサイト経由で注文)、コニカでのローソン受取、、パレットプラザ、写真屋さん45、55ステーション、SNAPS!、カメラのキタムラなどのDPEチェーン、ジャンボー・フジ系DPE取次店などが有ります。
 下記の比較表で店頭受け取りに書き込みがあれば、全国規模で留置きをやっている店となります。

特集



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